とある牧場の松阪牛飼育

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こんにちは、松阪牛の飼育に生活の全てをささげる意識高い系()の牧童、たかはしです。
良く牧場の一日ってどんななの? っていうコメントが寄せられるので、今日は僕の牧場での一日がどんなものかご紹介いたしましょうー。

牧場の朝は早い……。早朝4:50に始まります。
そんなことは農業一筋の学生時代から分かってはいたことだけどツライ……。眠い……。

朝一番の仕事は、エサ箱(飼槽といいます)の掃除です。
松阪牛さんはとっても綺麗好き。常に清潔な環境してあげないとごはんを食べなくなったり、体調を崩します。
なので、エサ箱の掃除は大切な仕事なんです。

掃除ついでに、松阪牛のうんちチェックを行います。
フンの色、質を一目見て判断するには、やっぱり長く牛に接していないと身に付かないので、毎日のチェックが大切。うんちの状態を見て、エサの量や、バランスを調整するんですが、残念ながら僕はまだここまでは出来ません・・・。
様子がおかしいときは師匠の指示を仰ぎます。

次の仕事は、牛たちのエサやりです。
これも、ただ食べるのを見ているだけではなく、食欲のチェックします。
どんな動物でもご飯を食べなくなることは一大事です。
逆にご飯さえ食べていてさえくれれば体調が悪くてもなんとかなります。

8:30からは、日によって作業内容は異なりますが、たいていは牛の出荷、フンの掃除・撹拌・運搬のお手伝い。
一日掃除・掃除の毎日です。自分の部屋よりよっぽど綺麗です。泣

余談ですが、うちの牧場から出たフンで作った堆肥は好評で、近所の農家からひっぱりだこ。
美味しい牛のうんちは野菜にとってもごちそうなんですね。

これらが終わってようやく休憩。いっぷくです。

14:30からは、早朝と同じ作業を経て、エサをやり、そして翌日のエサの調合をし、夕方の五時半にほぼ一日の仕事が終了となります。
17:00に仕事は終わりますが、牛になにかあればサビ残です。

牧童の仕事は大変だけど、これも少しでも美味しい松阪牛を育てるため。
みなさんもお肉を食べるときは、僕たちの努力のことも少しは思い出してくれるとうれしいです。

 

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最終更新日 2025年7月7日 by hassas