インターネットの利用は固定回線、モバイル回線、いずれを利用するにしても、「月額料」というランニングコストが発生します。
契約している限りは毎月費用が掛かるので、「何のためのインターネット利用なのか」を自分の用途に照らし合わせて検討しないといけません。
主なインターネットの利用としては、
・メール(いわゆるEメール送受信)
・ネットサーフィン(サイトの閲覧)
・動画視聴(ストリーミング、ダウンロード)
・SNS利用
・オンラインゲーム
・ECサイトの利用(ネットショッピング)
などが挙げられます。
必要なデータの送受信量(上りと下り)に関しては、それぞれで差はありますが、概ね10Mbps程度の速度があれば、本来は十分に利用することが可能です。
ただし、オンラインゲームやECの利用の中でも株やFXなどの取引を行う場合には、速度もさることながら、通信の安定性も重要となってきます。
データの更新が遅れてしまったり、リアルタイムとずれてしまったり(タイムラグ)すると、いずれの場合もそれ自体が致命的となってしまうので、いかに安定して、かつ確実に送受信ができるか?といった点で、まずはモバイルよりは固定回線のほうがより向いているといえますし、固定回線の中でもADSLよりは光回線の方がより適しているといえます。
ADSLの場合はNTTの局舎との距離で伝搬損失が発生しますが、光回線の場合はそれがないため、通信としてはこちらのほうが安定しています。
モバイルの場合は、持ち運びができる点が一番のメリットで、電波さえ届けば今いるその場所が通信を利用できる場所になるため、その利便性はいうまでもありません。
ただし、固定回線と比べると、その分環境の影響を受けやすく、その最たる例が「圏外」です。
また、月間で使用できる通信量も上限が決められていることがほとんどで、超過すると速度が急激に落ちるため、利用に際してはこの点も十分考慮しておく必要があります。
最終更新日 2025年7月7日 by hassas