
プロパンガスの料金が高く、節約したいけれどもなかなかうまくいかないという人も多いことでしょう。
節約を始める前に、まずはなぜガス代が高くなってしまっているのかその原因を考えて、それにあった節約方法を見つけることが大切です。
目次
プロパンガス料金が高くなる原因
ガスを使い過ぎている
プロパンガス料金が高くなる原因としてまず第一にあげられることとしては、何と言ってもガスを使いすぎていることが挙げられます。
プロパンガスの1月あたりの平均使用量は、1から2人の場合には6.5立方メートル、3人で8.9立方メートル、4人で11.3立方メートルほどとなっています。
ひと月の使用量を確認し、もしもこれよりも使用量が多いのであれば、それはガスを使いすぎている証拠です。
しかし一つ注意しなければならないことがありますが、それはガスは季節により使用量が大きく変わることです。
お湯を沸かす、部屋を暖めるなどの頻度が上がるのは冬ですが、冬の時期には使用量はかなり多くなります。
反対に夏場は使用量が少ないのが一般的です。
季節による変動を加味したとしても、やはり使用量が多い場合には、ガス代が高くなっているのは使いすぎが原因だということです。
使用するガスの量を減らす対策が必要だということが分かるでしょう。
ガス料金の設定が高過ぎる
そして二つ目には、ガス料金の設定が高過ぎる点です。
使用量は普通なのにも関わらず、ガス代が高いという場合には、設定の高い販売店と契約していることになります。
一般的にプロパンガスの場合には、店舗ごとに料金が異なります。
これは自由料金制がとられているからで、その中でも歴史の長いプロパンガスの場合には、その幅が非常に広いのが一つの特徴です。
同じ地域の中で比べたとしても、2倍近く異なるケースもあるほどです。
まずは自分が現在支払っているガス代が高いのかどうかを知るためには、適正価格を参考にしてみましょう。
参考記事:とにかくプロパンガス(LPガス)の料金を安くしたい
ガスの使用量を減らすための対策
給湯器の使い方を見直す
このようにガス代が高い原因がどちらに当てはまっているのかがわかったら、それに見合った対策を講じることが大切です。
まず最初に使用量を減らすための対策としては、給湯器から考えてみましょう。
家庭のガス消費のおよそ7割を占めているものが給湯器です。
使用量を効率よく減らすしたいのであれば、給湯器の使い方を見直す必要があります。
家の中で一番お湯を使う場所はやはりお風呂です。
お風呂で使っているお湯の量を減らすことが、ガス代の節約に大きくつながるということです。
浴槽に張るお湯を減らしてみる
具体的な方法としては、浴槽に張るお湯をまずは減らしてみましょう。
少し減らすだけでも、かなりの節約をすることにつながります。
半身浴を取り入れるのも一つの手段であり、浴槽の半分ほどまでお湯を入れて、みぞおちまで浸かる方法です。
全身をお湯に浸かるよりも、体への負担が少ないのが特徴で、リラックス効果が期待できます。
定期的に半身浴の日を設けるなどすれば、節約だけではなく、身体のリフレッシュにもつながります。
追い炊きをしない
そして追い炊きをしないことも一つの意識したいことといえます。
お湯の温度を上げるために追い焚きをすれば、もちろんガスを消費することになります。
出来る限り追い炊きをしなくても済むように、お湯の温度が冷めないうちに入浴をしたいところです。
お湯が沸いたらすぐに入浴をするのが基本であり、家族みんなが入るのであれば、できるだけ間をあけずに入浴できる時間帯にお風呂を沸かすと良いでしょう。
お湯ができるだけ冷めないように蓋を閉めることも重要です。
湯船に直接浮かべる保温シートと呼ばれる節約グッズもあるので、このようなものを活用するのも良いでしょう。
シャワーをこまめに止める
そしてシャワーをこまめに止めることです。
髪の毛や体を洗っている際に、シャワーを出しぱなしにしている人はまだまだいることでしょう。
これは水はもちろんのこと、ガス代を高くする原因の一つとなります。
できるだけこまめに止めることを心がけていきましょう。
毎日浴槽にお湯を溜めて、洗う時にはシャワーを使っている人も多いですが、浴槽のお湯を一緒に使うことで、お湯の量を減らすことができます。
料金の安い会社に切り替える
選んだガス会社の単価が高くてガス代が高くなっているのであれば、料金の安い会社に切り替えることも一つの手段です。
戸建ての持ち家に住んでいる人であれば、ガス会社を自由に選ぶことが可能です。
現在より安い会社に切り替えることで、大きな節約に繋がります。
販売店のホームページに価格が公開されていれば比較することができるかもしれませんが、公開されていないところもあります。
このような場合には直接問い合わせをすることも一つの手段と言えるでしょう。
まとめ
また一つ一つの店舗に問い合わせをすることは時間も労力もかなり要することになってしまうので、一括サービスを利用する事で、単価の安い会社を見つけることもできます。
現在よりも安く優良な販売店を探し紹介してくれる無料切り替え相談サービスなどもあるので、このようなものを上手に活用していくとよいでしょう。
最終更新日 2025年7月7日 by hassas